B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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人狼ゲーム
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    制作年:2013年
    制作国:日本
    上映時間:110分
    配給:AMGエンタテインメント
    監督・脚本:熊坂出


    女子高生kyu「私の愛読書は…、進撃の巨人です」


    めっさ面白かった!文句のつけ所なく、楽しかったし、頭も使えて良かった。
    久々に当たりの邦画に出会えた、突然、休みの朝に
    見に行くことにした自分を褒めてあげたいヽ(*´∀`)ノ



    ==========================================

    『人狼ゲームのあらすじ』

    高校2年生の仁科愛梨は、親友との帰り道で、突然何者かに拉致られ
    気が付けば、山の中の研修施設のような場所に、10人の男女とともに横たわっていた。

    一同は不可解な状況に戸惑うが、一室に置かれたテレビに、指示が映し出される。
    指示によると、各々の服の中には、一枚のカードが入っており、それぞれのカードには
    「村人」「人狼」と書かれたカードが入っているとのこと。
    村人と、村人に化けた2名の人狼に分かれ、相手チームを全滅させる
    「人狼ゲーム」に、強制的に参加させられることに…


    1、夕方に全員で集まり会議を行い、誰が人狼なのかを投票で決める。
      人狼に選ばれた人を時間内に殺す(殺害方法は自由、青酸カリの用意あり)。

    2、深夜から朝まで、村人は自分の名前カードが貼られた部屋で休むこと。
      2名の人狼は相談して、決めた村人を一人殺すこと(殺害方法は自由)

    3、この2点の繰り返しを行い、人狼2名を殺せば村人の勝利
      人狼以外の村人をすべて殺せば、人狼の勝利。
      勝者には1億円をお支払いします。

    4、逃亡したら死にます。
      投票で決めた人狼を殺せなかった場合など、ルール違反をすると全員死にます。



    主人公や、男女10人は、なぜここに集められたのか理由もわからぬまま
    生死を懸けたゲームに巻き込まれていく…

    ==========================================
    (ネタバレなし、人狼のネタバレなし)


    今回は、一切のネタバレはしません。
    何も知らずに見たほうが確実に面白いから。
    さらに言うと、「人狼ゲーム」を知らない方が、もっと楽しめると思う。

    マサキは、この「人狼ゲーム」というゲームを知らなかったのですが
    実際にある有名なTRPGとのこと、役も村人と人狼以外にも色々あるようです。
    劇中でも、冒頭で知らされている情報以外にも、ゲームが進むことで
    参加者に知らされる情報もあって、なかなかに展開が読みにくい。


    10人の男女を演じる役者が、まだまだこれからの若手で占められているので
    実際に、ゲームに参加している人間を観察しているようで、話にのめり込みやすかった。
    マサキが知っていたのは、主人公と平埜生成クンのみだし。

    映画も全体的に、イマドキな感じがして、古臭さがなくて良かった。
    ラインやTwitterとか、本当に普通の女子高生の日常っぽい。

    やや説明的かなーとか、このシーンはやや必要ないかもーと思うところもあったけど
    おおむね突っ込まずにはいられない程、気になるところはなかった。
    伏線の回収もしっかりしていて、次回作まで予感させる面白い終わり方だった。


    個人的には、あの研修施設の中を探索した時に、食料や飲料水の他に
    女性の生理用品まできちんと用意されていて、監督の徹底ぶりに驚いた。


    人狼ゲームに参加する10人の中には、人狼ゲームのプロ、カメラアイの持ち主
    重要な秘密を抱える人達もいて、なかなか一癖も二癖もある。

    観ている側が知り得る情報は、主人公がただの「村人」であるという事実のみ
    他に、どんな役のカードがあるのか?そもそも本当に人狼がいるのか?犯人は?
    何もわからないまま、主人公とともに手探りで、ゲームは進んでいく。


    まず、マサキが考えたのは…

    プレーヤーの中に、人狼はおらず、犯人がいる可能性。
    プレーヤーの中に、人狼と犯人がいる可能性。
    プレーヤーの中に、犯人はいない可能性。


    普通は、参加者の中に、人狼が本当にいるのか疑うものではないのか?
    と思った訳なんだけど…(人狼ゲームを知らなかったので余計にね)
    だって、皆あまりにもあっさりと信じて、ゲームを開始するからさ。

    全員でカードを見せ合えば良い気もするけど、ルール違反=死なのでそれはできない。
    ちなみに、施設の外に出ると死にます(ここは予告動画に入ってます)
    だから、外への逃亡も出来ません。
    あの状況では、冷静な判断をすることは、それだけ難しいということかな。

    誰かが自分を信頼してくれて、「私は村人です。協力しませんか?」と言っても
    真実を口にしているとは限らないし、相手の役を判断するにはカードを見る以外にない。
    「私は人狼です」と言われたとしても、もしかしたら村人かもしれないし
    やっぱり自分以外の人の役は、カードを見ないと確信はできない。


    さらに言えば、ゲームに勝ったところで、犯人は本当に解放してくれるのか?
    勝って解放されたところで、どんな理由があるにせよ、人殺しであることに違いはない。
    でも、ゲームに参加しなければ、問答無用でその日中に殺される。
    だから、その数時間の生存をかけて、毎日ゲームに参加するしかない。


    映画を見ながら、こんなにも頭を使って考え続けるっていうのは初めてでした。
    大体にして、マサキは迷探偵なので、早い段階で推理放棄してしまうので…
    それほど、映画とこの人狼ゲームというゲーム自体が面白いという証拠

    とりあえず、結論から言うと、マサキは人狼の一人は当てることが出来ました。
    ある程度、人数が減った時点で、もう一人の人狼も特定(ほぼ確定してたけど)

    でも、これは傍観者の立場だったからこそ、当てられただけで
    実際にゲームの参加者だった場合は、冷静な考えができなくて、無理だったかも;
    最初の会議で、人狼と判断されて殺されてたか、夜中に人狼に殺されてそう…


    主人公は、学校にある図書室中の本を読破する程の本好きで
    親友がいないと、小学生に注意することもできない、引っ込み思案な子。
    どこにでもいる、成績も中の下くらいのごくごく普通の女子高生。
    いま一番好きな本は「進撃の巨人」。

    それ本じゃなくてマンガでは?_| ̄|○と思ったけど、現代の女子高生っぽくて良い。
    主人公が、自分の手を汚さず、綺麗事だけを言っているように感じて
    最初のほうは、あんまり好感を持てず、共感もできなかったけど。

    最初の夜を迎えた時に、普通にベッドに入って睡眠を取らずに、部屋の電気をつけたまま
    ベッドの下で眠ったのを見て、そこから徐々に好感が持てた気がする。


    人狼が村人を殺しに来るっていうのに、のうのうと電気を消してベッドで寝たりしないよな?
    と思っていたので、さすがリヴァイ兵長をリスペクトしている(推測)だけのことはある。
    一人殺されれば、その夜は誰も殺されないから、しばらく警戒して
    村人の殺害後に、ゆっくり寝れば良いだけだからね。


    とりとめもなく、つらつら書いてしまったが、とにかく面白かったの一言に尽きる。
    「人狼ゲーム」というゲームも、文句なしに面白いゲームだった。


    最後のまとめ方も、台詞とかで説明的にならず、シンプルで分かりやすくマサキ好みだった。
    最初に、黄色いシャツの女の子が、ゾンビのようにフラフラな感じで部屋に入ってきたのが
    妙に気になって、マサキはずーっと彼女をマークしていた訳なんだけど。

    最後のあのシーンで、ああ!と謎が解けた。
    ずっと謎だったんだよね、どうして占いの方法を彼女が知っていたのか?
    何を言いかけていたのか?どうして妹が人狼ではないと言い切ったのか?
    …伏線をすべて回収できて、実にスッキリした(*´Д`)スッキリ


    「人狼ゲーム」が好きな人も、まずは公式サイトを観て、少しでも映画に興味を持ったら
    是非観に行って欲しいなと思う。

    『人狼ゲーム(公式サイト)』


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    命がかかってるのに村人を宣言すんのは自殺するのと一緒だよ。
    | 名無子 | 2013/12/16 12:07 AM |
    >>「私は人狼です」と言われたとしても、もしかしたら村人かもしれないし

    いやいや、ちょっと待て。
    おかしいだろ。
    村人が人狼を騙る理由は何なんだ?
    自分が不利になるだけだろ。
    | 苗木 | 2013/12/16 12:16 AM |
    こんばんは、名無子さん。
    コメントありがとうございます!

    この映画の中では、みんなが口々に、「自分は人狼じゃない。村人だー!」と
    周囲に訴えたりしていたので、特に問題のない行為なのかな?と思ったのですが…自殺行為…orz

    それとも、実際の『人狼ゲーム』では、特に自殺行為ということでしょうか。
    この映画では、人狼、村人、預言者のみの役職でしたが
    実際のゲームでは、この3つ以外にも、役職があるようなので (´・_・`)
    | マサキ | 2013/12/29 7:37 PM |
    こんばんは、苗木さん。コメントありがとうございます!

    ………(‥)
    そう言われて初めて、確かにメリットないのかもと気づきました。

    実は、人狼ゲームの経験者?だった友人二人にも、その部分について
    「場を攪乱するくらいはできるかもしれないけど、あんまりメリットなくね?」と言われ、
    お、おぉ…そうか;と思い至った次第です(反省)

    劇中の話の流れで、私は人狼です的なことを言ってたので
    深く考えずにさらっと書きましたが、メリットを考えるとほぼ「ない」ですね。

    頭の悪さが目立つので、文章を修正したい気もしますが…;
    あくまでも映画のレビューであって、ゲームのレビューではないので
    そのままにしておきます。ご了承くださいm(_ _;)m
    | マサキ | 2013/12/31 7:40 PM |
    出てくる題材含め、またこの手の映画か。と敬遠していたのですが出だしから鋭く、上手いこと誘導しては「視聴者も主人公目線でゲームをさせられている」感を出させている点では「ファニーゲーム」のようなねっとりとした生々しさを(恐らく)低予算ながらもムリのある設定を逆に存分に活かした映画だと思いました。監督すごいなー・・・
    「命がけで人狼ゲームをやる」という前提が実はそもそも破綻しているゲームなので。
    Q「好きな本はなんですか?」A「新劇の巨人?」レビューに触れていらっしゃるここらの会話一つで「相手に合わせる性格の主人公」と「今が不安でたまらない質問者」との信用しきれないジレンマ等、絶妙だなぁ・・・と感心させられました。
    どのくらい感心させられたのかというと物凄く大雑把にいうと全編通して8割くらい台詞はアドリブなんじゃないかって疑ったくらいです。
    役者さんもさながら、そこまで追い込む制作陣もえげつねえな・・・
    | ゴレイヌ | 2015/03/25 12:11 AM |
    えげつねえなって言いたかっただけだろ、そのハンドルネームw
    | 名無し | 2015/08/29 12:09 AM |
    こんばんは、コメントありがとうございます。

    まんまと「主人公目線でゲームをさせられている」状態に陥った自分としては
    本当に誘導が上手だな〜と思いました。
    さらに、有名な人狼ゲームを全く知らなかった私にも、さらっと映画の流れの中で説明して
    きちんとルールを理解させることができているので、監督は本当に上手だと感じました。

    確かに、アドリブ割合が多いと思ってしまうほど自然で
    若い役者さんが多いのに、演技のアラも感じませんでしたしね。

    以前、読んだ映画雑誌では、実際リハーサルがなくて、殆ど本番のみの撮影で、ある意味、一発撮り。
    台詞を噛んでもリアルだからそのまま採用、アドリブも多かったと書いてあったので…
    あんな若い役者さんにそれを実行させる制作陣は、確かにえげつねぇです…。
    | 狩人マサキ | 2015/09/14 6:21 PM |









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