B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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8 Mile
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    制作年:2002年
    制作国:アメリカ合衆国、ドイツ
    上映時間:110分
    原題:8 Mile
    配給:UIP(ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ)
    監督:カーティス・ハンソン
    音楽:エミネム



    “EVERY MOMENT IS ANOTHER CHANCE”



    この映画のヒロイン、ブリタニー・マーフィが心不全で亡くなってから
    もう約2年くらいか??2009年12月20日だもんね、亡くなったの。

    彼女の訃報を仕事中に、隣席の映画好きな先輩に告げられて、一瞬フリーズした。
    「え、ブリトニー?( ゚д゚)」とか、思い直したくらい意外な人だったので。

    若く才能のある女優の死は、本当に残念でならない、32歳の死はあまりに早すぎる。
    まだまだこれからなのに、32歳なんてさ。ヒース、MJに続きショックです。
    『17歳のカルテ』のデイジーとか、地味に好きだったのに…‖・ω・`)

    映画を通じて心の安らぎを与えてくれた彼女に、心から冥福を祈ります。


    --------------------------------------------------
    【ナレーション風STORY】

    1995年 ミシガン州デトロイト。

    黒人ラッパー達が、毎夜熱いラップ・バトルを繰り広げるクラブ“シェルター”の
    トイレの鏡の前で、ラビットは、バトル前のプレッシャーと闘っていた。

    ラビットは、クラブの雰囲気に飲まれてか、いつもその実力を発揮できずにいた。
    今夜も対戦相手の下っ端に「クロの真似して金儲け!」と挑発されても
    何も言い返せず、バトルを棄権してしまう。
    恋人とも別れたばかりで、寝床にしていたボロ車も恋人にあげてしまった。

    寝床を失ったラビットは、仕方なく母親と幼い妹リリーの住む
    トレイラー・ハウスに戻る。
    母親の今の男は、怪我での失業保険を当てにしてるグレッグ(←ラビットの高校時代の先輩)。母親は働きもせず収入もなく、グレッグに頼り切った生活を送っている。

    こんな現状を打破したい、成功したいと願うラビット。
    だが、どん底の生活から抜け出したいと強く思いながらも、仕事場の工場では上司に叱られ、仲間とパトカーに悪戯をしたり、廃屋に放火をしたり、喧嘩をする日々。

    …………未来は見えない。

    そんな日々の中、モデル志望のアレックス(ブリタニー・マーフィ)と知り合う。
    「あなたは成功する予感がする」と、彼女はラビットに囁いた。

    --------------------------------------------------


    『8 Mile』を観てから、パーカーブームが到来したね。
    この映画には感化されたというか…映画が終わるやいなや、縦ノリでラップしながら
    劇場を出て行きたくなる心境(←できないためエアーラップ)

    任侠映画とか観た後に、肩で風を切って映画館を出て行くのと同じで
    『8 Mile』は、観終わった後、映画館を出るやいなや、パーカーのフードを被り
    (自分的に)鋭い目つきで歩き出したくなる( ー`дー´)キリッ 。


    この映画を観るまでは、Gangsta rapとか、ヒップホップは一切聴かなかったし
    正直、あんまり興味もなかったし、そんなに良い印象も持ってなかった。
    けど、この映画でちょっと考えを改めた、単に聴かず嫌いだったのかもしれないけど
    意外に心地良くて、リリックも奥が深かった。

    ラップって劣悪な環境だからこそ、生まれる音楽なんだなー…って
    劣悪な環境で生きる人間の心の叫びとか、明日が見えない焦燥感とか、成功したい、
    のし上がりたいっていうのが伝わるリアルなリリックに、感化されてしまった。
    そういう欲望丸出しなのは、嫌いじゃない。

    あと、『8Mile』を観た時期が、ちょうど浪人中だったこともあって余計に。
    バスで工場とトレーラーハウスを往復するラビットを、
    予備校と自宅を往復する自分に、重ねてみたりして。

    で、マサキはわりとと言うか、かなり?悲劇のヒロインタイプなので、予備校言ってる時に
    大学進学した知人を見つけては、「あぁ、マサキとあいつの間にも、8Mile線が…」みたいな(←真面目に長く落ち込めない人種)中2病の初期症状ですね|ω・`)



    この映画は、ストーリー付のミュージッククリップや、PVのような感じで観ていたのと
    あと、エミネムが好きということもあって、高めの評価でレビューしています。
    純粋に、映画として観たら、そこまで高い評価は付けていないと思う

    エムネムの半自伝映画だからというのもあるけど、まず映画に山場がない。
    一応、あることにはあるけど、山場としては小さすぎる。

    そして、「え?もう終わり…?」と大半の人が思うであろう、映画のラスト。
    どかん!と成功して、ど派手なステージパフォーマンスで終わるンじゃないのか?と。

    でも、あのラストから、現在のエミネムに続いているンだと思えば
    まぁ…納得のできる終わり方なのではないでしょうか。
    良くあるアメリカの王道サクセスストーリーのような、締めにしないのがかえって良かったと思う。


    『8mile』を気に入るかどうかは、単に、エミネムが好きか嫌いかで大きく左右されそう
    前者なら観て損はないでしょう、後者の場合は退屈な映画に感じそう。


    ちなみに、映画はあくまでも「半」自伝映画です。
    本当は、エミネムには妹いなくて、弟だし。エミネムの「半」自伝な青春映画。


    『8 Mile(公式サイト)』

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