B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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変態村
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    変態村 [DVD]

    制作年:2004年
    制作国:フランス、ベルギー、ルクセンブルグ
    上映時間:94分
    原題:Calvaire
    配給:トルネード・フィルム
    監督・脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ


    「変態村」「変態男」「変人村」と、レンタルショップでいつも並んでる。
    たまに、どれかが貸し出し中になってるのを見かけると、何だか安心する。

    「変態村」というよりは、「狂人村」のが合ってる。
    これは邦題がダメ過ぎるかも、いつものことだけど。
    原題は「Calvaire」ラテン語で“ゴルゴダの丘”の意味。
    原題のほうなら、DVDジャケットの十字架に、磔られた主人公にも納得。


    なんというか、映画を観に行きにくい邦題を付けるな…と‖・ω・`)
    映画公開時に、心の底から思った映画はこれだけかも。
    「キラーコンドーム」は平気だけど、変態は良くない。

    マサキ「変態村、1枚ください」
    店員 「変態村、お1人様ですね!ありがとうございます!」

    …確かに変態だけど、そんな大声で言わんでも(´・ω・`)ショボーン

    おっぱいバレーと言うのが恥ずかしいから、OPBに言い換えてはどうだ?
    とかいう話も最近あったけど、変態村=HTMとかいう案はなかったのか
    おっぱいより、変態のほうが、言いやすい?ひょっとして。

    店員 「20時からの「変態村」の方、入場開始いたしました!」

    罰が悪そうに、ゾロゾロコソコソと入場する、変態村行きのご一行様。
    変態村だってぇ…(ジロジロ)周囲の囁きと、居た堪れない視線の応酬。

    変態1名入場しま〜すキャッヾ(≧∇≦*)〃キャッ
    とか言いつつ入場するしか、もうその場の重苦しい雰囲気を吹き飛ばす方法はない。多分。

    邦題が微妙な映画を鑑賞する際の心構えは、このくらいにして、早速本題。


    ※同性同士の性行為、獣姦が苦手な方は、鑑賞の際はご注意ください。
    -----------------------------------------------
    <ストーリー>
    主人公マルクは、老人ホームや結婚式などで歌う、売れない歌手。
    老人ホームでの慰問活動後、次の仕事先へ向かうが、山中で車が故障してしまう。

    真夜中の土砂降りの雨の中、人里離れた辺鄙な場所で、孤立するマルク。
    そこへ、メス犬を探しているボリスという青年に出会う。
    彼の案内により、森の中に、たった1件建っていたペンションに辿り着く。

    ペンションの主人バルテル氏は、若い頃コメディアンだったとマルクに告げ、
    同じアーティストとして親近感を持ったらしく、とてもとても親切にしてくれた。

    修理屋は暫く来られないらしく、バルテル氏が車を見てくれることになる
    やることのないマルクは、辺りを散策しようとすると、バルテル氏に
    「村には近づいてはいけない」と警告をされる。

    その警告を無視して、マルクは散策の途中、古びた納屋を見つけ近づいていく
    中では、村人と思われる男達が家畜と、乱交パーティー中なのを目撃してしまう
    慌ててペンションに引き返すも、バルテル氏の様子がなにやらおかしい

    果たして主人公マルクは、色々と無事に、村から生還できるのだろうか!?

    ---------------------------------------

    …あぁ、マサキ知ってるこれ。
    今流行のBLでいうところの「総受け」ってやつだ?ヽ(`Д´)ノ

    主人公が、出てくる登場人物に、次から次へと求愛されてみたり。
    こう大勢に追いかけられて、刃物とかライフルで、ちょっと強引に
    迫られちゃったりなんかして。

    特に説明も無く、登場人物が全員男だけだったりして
    「お前は俺の嫁!」とか宣言されたり、軽く緊縛があったりなかったり、
    女装させられたりとかする。あれやろ?
    で、独占欲の強い彼氏がいたりとかさぁ。

    …いま流行ってるBLを読んだことはないけど、きっと。
    あ、あまりにもレビューし難いので、現実逃避をしてしまった(;´Д`)y─┛~~

    この映画のテーマは「愛」です。
    登場人物は、どいつもこいつも愛を受け入れて欲しくて、仕方がない連中で
    誰も彼もがマルクを愛して、自分を受け入れろと迫ってくる。
    村人全員婚活中ってやつだ;うわ〜必死だな。
    原題「Calvaire」が示すとおり、「愛の受難」の物語。

    冒頭の老人ホームで、既にマルクさんは、モっテモテです。
    老女から、職員の女性(推定40歳)にまで、抱きつかれたりと
    熱い視線と期待を押し付けられるも、振り切って逃げる。

    逃げる途中、車が故障して迷い込んだ村は、何故か男しかいない村で。
    ペンションの主人バルテル氏も、歌手だった妻に、大分前に逃げられていて
    それ以来、徐々に平常心を失い、既に変態村の一員になっていた。

    そこへ、マルクの十八番「愛の歌」をバルテル氏に、聴かせたところ
    マルクを逃げた妻と思い込み、執拗に迫りはじめる。

    マルクに暴力を振るい、妻の赤いドレスを着せて縛り付け強姦し
    さらに他の男達(村人)から、守るためだと言い、髪を刈り上げる念のいれよう。
    でも、結局、村人にも輪姦される哀れなマルク…

    若くて美人な妻だったとのことなので、仕方な…くないか;
    そんなだから、奥さんが、男と蒸発するんだよヽ(`Д´)ノ

    ていうか、村人の長を見た時は全力で、逃げてマルク!!と思った。
    なぜなら、長はあのフィリップ・ナオンだったからだ、フィリップ・ナオンと言えば
    「カルネ」で何ともいえない鬱な気分に陥れてくれた、あの馬肉屋の店主だ
    怖ぇええ!!Σ(´Д`lll)

    途中、出会った青年ボリスにしても、メス犬(名前はべラ)に怖い程の
    執着を示しており、べラを探して、毎日毎日森の中をさ迷っている。
    既に、正気はなく、彼も変態村の一員。

    マサキは、もしかしてメス犬って…人間の女性では?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
    と思ってたのですが、違いました。でも、犬でもなかった;
    ボリス、それ犬じゃないから…ちょっと吹いちゃった


    バルテル氏も村人も、ただ端に、純粋に誰かを愛したいだけの集団なのかもしれない。
    相当、ブレーキというか自制心が利いてないけど、人の話も聞いてないし。
    愛したいのに相手がいない、発散する相手もいないところに、運悪くマルクが
    やってきたため、村人全員の愛と欲望の対象になてしまっただけだと思う。

    B級と言うほどではないけど…でも、もう少し、別の撮り方見せ方があったんじゃないかな?
    今回、すっごいレビューし難いのは、映画のせいか、マサキの勉強不足なのか。
    鑑賞後に、何とも言えないスッキリしない、燻る思いを抱えてしまった;
    それが監督の狙いだと言うのなら、大成功。


    あとこの映画で、一番気になったシーンがあって、村の酒場で、突然、村人達が、
    ゾンビーダンスとしか言いようの無いダンスを踊りだすシーン。
    二度目の鑑賞にも関わらず、呑んでた酒を噴吹き出して、笑ってしまった
    …このシーン必要ないから;

    監督が言うには、デルヴォー監督作品『イヴ・モンタンの深夜列車』の
    ワンシーンをイメージしているらしい。
    …まぁ、そう言われてみれば?ん〜微妙だ;すべてが微妙だ;;

    この映画は間違ってもBLではなく、どちらかと言うと「炎多留」(?)なので
    その辺は、あらかじめご了承いただきたい。

    本編はお勧めできないけど、同時収録のショートフィルム
    「ワンダフル・ラブ」は、面白かったのでお勧め。
    死体と暮らす女性のちょっと変わったお話です。

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    駄作ではない、ただ、意味が分からない
    タイトル通りだが、凄いものは期待出来ない佳作。
    じめじめした不気味さ

    | ホラー | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark









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