B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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    電気を消したら、『それ』は来る…


    制作年:2016年
    上映時間:81分
    原題:Lights Out
    制作国:アメリカ
    配給:ワーナー・ブラザース
    監督:デビッド・F・サンドバーグ



    映画鑑賞後、自宅に帰った時に、玄関から、暗い家の中に、その一歩が踏み出せなくなる。

    そんな映画です。取り敢えず、ダッシュで電気のスイッチまで走れ!殺られる前に!

    正直に言う、マサキは、この映画を観た後、就寝時に電気を消せなかったガーンネコ

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    【ストーリー】

    ある日、マーティンは、夜になり「電気を消すと、何かが来る」ことに気付いた。
    数年前に、家を出た姉のレベッカに、そのことを打ち明けると、実は
    レベッカが家を出た理由の一つに、その「何か」が関係していたのだと教えられる。

    レベッカは、脅える弟のために、今度は逃げずに、"それ"の正体を突き止めようと決意する。
    沢山の電気を用意して、実家に乗り込むレベッカだったが、実家を探るうちに
    「何か」の正体が、母の過去とともに、徐々に明らかになっていくが…
    用意した沢山の電気が、一つ、また一つと消えていく──。
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    その後、よく考えたらマサキの元に『あれ』はでないと気付いて安眠した。
    でも、しばらくは暗闇恐怖症になった。『あれ』は省エネの敵だわ、マジで。

    驚かし系の映画にしては、珍しく、非常に良くできた面白い映画。
    そんじょそこらの驚かし系びっくりとは違って、驚かしも半端ではなかった、その回数が

    大体、話の展開と音響効果で、なんとなく、くるぞ…くるぞ…というのは
    ある程度はわかるけど。分かってても、突然出てくる「それ」に驚く。

    実に、3回目くらいまでは、お昼ご飯のベルギーワッフルを落としかけ
    10回目でカフェラテを零しかけなくなり、15回を向かえる頃には慣れてきて
    20回を超えるあたりで無我の境地に到達した。

    こんなに、やけくそのように驚かしポイントをいれなくても、シチュエーションも
    話の展開も、映像も、十分に怖いのに、逆にもったいない…



    映画開始からすぐに、クライマックス並のテンションで「それ」が登場して
    映画開始5分で、マサキの心は鷲掴みにされたkyu

    監督は、この映画が長編映画処女作とは思えない程、センスが良い。
    特に、エンドエロールで、ブラックライトを使った演出が、素敵だった☆彡

    映画の中で、レベッカ達は明かりとして、懐中電灯以外に、スマホのライト機能や
    手回し式のライト、暖炉、ブラックライトなど、色々な物を使って、機転をきかせ
    危機を乗り越えていくので、撃退方法がマンネリせず、ずっと緊張感があったライト

    ようは明るくして、暗くしなければOKなんだけど、どうしたって夜はやってくるし
    電球が切れたり、ロウソクが消えたり、停電、充電切れ…と不安要素は尽きない。
    どうしたら防げるのか、自分ならどう動くかを考えながら見るのもまた楽しいkyu

    人間の本能のようなものなのか、暗闇というのは、ただそれだけで怖い。
    それも、光のある暗闇の怖さ、明るい光が近くにあればあるほど、その影は濃い。
    少し空いたドアの隙間の暗闇、ベッド下の暗闇、地下室へ続く階段の暗闇…

    大人になって、暗闇は平気になったつもりだったけど、この映画を観て
    久しぶりに「夜中に一人でトイレ行けない!ガーンネコ」ってあの感覚を思い出した。


    マーティンは、闇に潜む「それ」のせいで、子供なのに寝不足です…
    あれと同居して、寝不足程度で済むっていうのがすごいけど。
    マサキなら発狂する。ていうか、夜は24時間営業のファミレスに逃げたい_| ̄|○

    「それ」に立ち向かうレベッカ&マーティン姉弟が、賢く勇気があり、きちんと
    「それ」対策を取っているので、凡ミスを犯す、よくいるホラーの登場人物と違って
    非常に安心感がある。でも、「それ」への恐怖は感じるけどねゆう★



    あの暗闇に潜むものは何なのか、「それ」がすぐそばの闇に潜む恐怖と戦いながら
    実家の書類や写真から、徐々に、母親の過去を探っていく過程も面白い。

    心霊ものは好みではなく、怖いと感じないけど、あの暗闇に潜む「それ」は
    母親の心の弱さが見せる幻覚なのか、はたまた「それ」が生きていたのか…
    どっちつかずな感じも持たせていて、すごく想像を掻き立てられる。

    単なる心霊ものではなく、人の暗闇への本能的な恐怖や、精神的なものが作り出した
    なんだか良くわからない怖いものを体現しているようで。
    結局、一番、深くて暗いのは、人間の闇なんだと思えて怖い。


    ホラー映画と見せかけて、実は「家族愛」の映画なんだなと、最後まで観て思った。
    弱い心は、怖いものを見せるし、大事な家族をも不幸にしてしまう。
    ラストは、もっと他の道を選んで欲しかった…


    細かいことを言ってしまうと、母と「それ」の関係や、「それ」の生い立ち、パパのこと
    映画を観れば察することはできるけど、出来ればもう少し、劇中で
    明瞭にして欲しかったかなという気もする。

    でも、そんなことは些細なことなので、暗闇への恐怖を心ゆくまで堪能でき
    そして電気が消せなくなる映画。として、楽しめる面白い映画でした。

    帰宅後に、「べ、別に「あれ」が怖いわけじゃないからな!」と言いながら
    家中の電気すべて点けてみた。きっと同じことをした人がいると思うんだ!ガーンネコ

    今回の映画を観た後、日本住まいで良かったと、しみじみ思った。
    日本は、白い明るい色で、お部屋全体を明るくしたい傾向にあるので
    天井の照明で、部屋全体をぱーっと明るくできるから。

    一方、欧米は、天井に照明のないつくりのお部屋も多かったりして
    間接照明で、柔らかい光で部屋を明るくする傾向にあるので
    部屋が暗くなりやすいのだ。だから、映画でも、けっこう簡単に暗くなる。


    『それ』の姿は公式サイトから ⇒ 『ライト/オフ』

    JUGEMテーマ:映画


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    | ホラー | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark