B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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ブラックホーク・ダウン
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    原題:Black Hawk Down
    制作年:2001年
    制作国:アメリカ合衆国
    監督:リドリー・スコット
    上映時間:145分
    配給:東宝東和



    ……こ、こんな長い間、ブログの更新を放置していたなんて

    ファッ○ン、アイリぃぃーーーーーーーン!!!ヽ(`Д´#)ノ



    きょ、今日からは、心を入れ替えて、お送りしたいと思います。
    うううぅ。ブログ開設以来の放置っぷりだ、くそ…orz
    なんという体たらく…携帯のメール返信もくそ遅いもんなぁ…_| ̄|○
    放置ブログに有り難くもいただきましたコメントには、きっちりと耳を揃えてレスをさせて頂きます!



    今回、BHDを観て、予想外にハマってしまったのでレビューすることにしました。
    今まで、何で観ていなかったのか、と悔やむくらいにハマった。
    あまりにハマって、書店で原作小説(上下巻)を買ってしまった。

    見ての通り、戦争映画です。
    プライベート・ライアンや、シンレッドラインは、こう見てられないギャーシーンとかあって
    全体的に戦争映画は苦手だけど、BHDは何故か大丈夫だった。
    ダメなのはスミスのシーンだけだった。
    フート軍曹のおかげか?kyu


    真面目にレビューするのはやめて(おぃ)
    あまりに久しぶり過ぎて、書き方を忘れたっぽいところがあるので……
    今回は、キャラ(役者)を中心に、心のパトス萌に逆らわtずに、書き連ねます。


    だってさ、フート一等軍曹、たまらん格好良いンだもん。なに、あれ?
    なにあの格好良さ。なんでフィギュアとかあんの?買えってこと?買うよ?



    <STORY>
    1993年、国際世論におされた米軍は、民族紛争の続くソマリアへ派兵。
    内戦を終結させるため、最大勢力ババルギディル族を率いて和平に反対する
    アイディード将軍と、その副官2名を捕らえるため、約100名の特殊部隊を
    首都モガディシュへ強襲させた。

    当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだった。
    が、作戦の開始直後に、アイディード将軍派の民兵の攻撃により
    2機のブラックホークが
    RPG-7によって撃墜されてしまう。

    敵地の中心へ取り残された仲間たちの救出に向かう兵士らは、泥沼の市街戦へと突入していく…



    エヴァンズマンとマサキの憧れに満ち満ちた視線を一身に受ける
    ノーム・フート・フーテン一等軍曹。最古参デルタ兵。


    フート、超クール!分かる、分かるよエヴァ。格好良いもんな憧れるよね。
    戦い慣れしてるのか、戦いも生死も達観してるような感じで、熱くならない。


    やる気がなさそうで、常時たるそ〜に見えるンだけど。
    度胸とか生き残ろうとする信念を秘めていらっしゃいます。

    バカラマーケットで要人確保 → ブラックバーンを乗せたハンヴィーで基地に → 再び、戦場に戻り「第2墜落地点」へ → その後、エヴァーズマンらと合流 → ゴードン&シュガート他、行方不明の仲間を探しにバカラマーケットへ…


    と戦場と基地を往復しまくり、かなりの大活躍。
    どんだけタフなんだ、この命知らずの最古参デルタ兵は。
    フートに派手なシーンは一つもないけど、マサキとエヴァは彼に注目しまくり。


    他のデルタ兵もそうだけど、すげー仲間思いなの(主にデルタ兵に対して)。
    でも超クール(何度も言っちゃうよ!)だから、一生懸命エヴァが話しかけても、釣れない態度。
    なのに、たま〜に哲学的な言葉で、さらっとエヴァにアドバイスをくれる。

    フート一等軍曹の素敵なお言葉。
    「ヘリから落ちる奴。撃たれる奴。君のせいじゃない…。これは戦争なんだ。」


    気休めかもしれないけど、確かにそーだよな、エヴァンズのせいって訳ではないからね。
    今は、落ち込むよりも戦わないと死人が増えるだけだし。自分も死ぬからな。
    格言というか、哲学的なセリフは、全部フートさんの台詞な気がする。

    つーか、なんだ、甘えか?フートさんに優しく慰められたいのか!?
    嫉妬だわ。レンジャーなのに、デルタのフートさんに優しくされて…
    くそ…なんだ、このもやもやした気持ちは。うううううう
    ファッ○ン、あいりーーーーーーーーん!!
    ハァハァハァハァ(*´Д`)、やべぇ、レビューしてねぇ。ただの萌え語りだわこれ。



    作戦を開始して、ブラックマーケットへのヘリ降下で、熱い意欲に燃える18歳の
    ブラックバーンが降下失敗。ヘリから落下、ここから、混戦が始まる訳ですが…
    良く見たら、ブラックバーン…オーランド・ブルームじゃん。
    落下したから、もう出番ないけど(笑)。


    この映画の主人公は、エヴァーズマン(ジョシュ・ハートネット)なのですが
    で・す・が、どう見てもグライムズ(ユアン・マクレガー)が主役だと思います。


    タイプが打てるという理由で、長年事務をやらされていたため、戦闘経験ゼロの彼。
    卓球で指を骨折した同僚の代わりに、出撃することになり。
    普段から、出撃したい!と言ってたくせに、超びびるグライムズ。

    初めての戦闘で、動揺するグライムズ。
    皆に慰められるグライムズ。
    「心配するな。ソマリ族は射撃が下手だ」
    「石を投げてくるから、上手く避けろよ」
    「グライムジー、大事な注意だ。銃を撃つときは、皆と同じ方向に打つんだぞ」

    最後のは、どんだけ心配されているんだグライムズwwww
    なんというアホの子、愛おしいわ(*´∀`)



    戦闘中も、常時、みんなに気にされるグライムズ!
    「ぐずぐずするなグライムズ」
    「とまるな、グライムズ」
    「グライムズ、走れ!」
    「ハンヴィーに!グライムズ手伝え!」
    「来い !グライムズ」


    これだけ、名前を連呼されたら、いい加減、サンダーソン軍曹じゃなくても気になるわw
    あのへっぽこ大丈夫か?とか。ちゃんとついてきてるか?とか。
    観てるマサキまで、気になって、ハラハラしまくりだった。

    そんなマサキをよそに、華麗にRPGを避けまくるグライムズ。おぃ…
    グライムズと言えば、サンダーソン軍曹、サンダーソン軍曹と言えば、グライムズ。
    サンダーソン軍曹とグライム、と言えば。あの有名なRPGのシーン。


    サンダーソン「撃て!あの野郎が装填する間に俺が行く!カバーミー!」
    デルタ「了解!!」
    サンダーソン「撃て!もう一度!!」


    とか行ってる間に、軍曹とデルタがジャムってしまい。頑張るグライムズ。

    グライムズ「俺が行く!!」
    サンダーソン「よせ!バカ!」

    頑張ったグライムズが、グレネードをギリギリで車両にヒットさせるが…

    サンダーソン「アァール・ピィーーーーーーッ・ジィィーーーーーーーッ」


    RPGの衝撃でグライムズ、土に埋まる。
    埋まってしまったグライムズを必死に掘り出すサンダーソン軍曹。


    「頭の中で鐘が鳴り響いてるよ〜…」


    「AHYAYAYAYAYAYA!来い!来い!」

    サンダーソン軍曹、これでグライムズがお気に入りになった模様。
    3度もRPGを避ける生身の兵士って、一体…グライムズ、主人公補正かかってない?
    …この映画の主役って…エヴァだよね。明らかに、グライムズな気がする。


    フート一等軍曹ほどではないけど、サンダーソン軍曹も素敵な兵士の一人です。
    なんというか、すごい攻めるタイプの兵士。すごいカバーミーしてほしい人。

    「アーーール・ピーーーー・ジィイイイーーーーー」
    「カヴァァアーーーーーミーーーーーーー!!」

    という台詞で構成された人。


    デルタのサンダーソン軍曹が窓の狙撃手を手榴弾で始末するシーン。ちょうカッコイイ!!
    神がかってるわ…神々しい。逆光的な意味で。


    ………やはり、レビューの仕方を思い出せないので、ここから箇条書き。

    ●BHDの小説(上下巻)。
     地図とチーム編成が書いてあって、大変わかりやすい。

    ●各軍師のヘルメットには、映画仕様で名前が書いてあるので、わかりやすい。
     フートやサンダーソン軍曹など、デルタはヘルメットが黒いので、それで見分けてください。
     各デルタは愛で見分けてくれ。大丈夫だ。

    ●地味に輝いていた、衛生兵シュミッド
     皆より、役目上、荷物などがすごく多い。でも銃撃の中、身軽にあちらこちらに走り回り
     仲間の治療にあたる彼。助けられなかったスミスのシーンは胸が痛かったデス…

    ●ブラックホークが墜落するシーンのパイロットが、あまりに冷静で怖かった。
     冷静に「ブラックホーク墜落する、墜落する」とか連絡できないよ…
     あまりに冷静で、墜落なんて、たいしたことないのではないかと。
     錯覚してしまうほどに、冷静に告げるパイロット。

     墜落して生きてたとしても、そこからが地獄なんだと、BHDで改めて思いました。

     バカラ・マーケットの中に墜落したら、周りは360度、全部が敵だもんね。
     民兵も市民も、銃や鈍器とか持って走ってきて超怖い;;がくぶる。
     何されるかわからない…弾にも限りがあるし、すぐには救助が行けない場所だし。

    ●そんな墜落現場に、たった二人で降下して、助けに行くシーンは泣けた。
     自分なら、そんな成功率も生存率も低い救助には、行けそうもないわ…
     「救助隊は!?」
     「俺たちだ」
     
    ●軍曹「兵を貸せ、現場へ向かう!」
     大尉「グライムズ、デルタと行け!残りはここで死守」
     え、このへっぽこと?(゚A゚ )という軍曹の表情が愛おしい。


    ●フートさんは、ちゃんと暗視スコープを荷物の中に詰めてるんだよね。
     やはり、長丁場になると読んでかな。伊達に、最古参ではないな…男の憧れフート一等軍曹!
     当初は、1時間足らずで終わる作戦だったから、誰も夜戦用の装備を持ってないんだよね。
     それが、こんな長丁場に…ブラック・バーンが堕ちるから;
     
    ●仲間は絶対に見捨てない。戦場には置いていかないし。
     例え、死んでしまっても、遺体も回収していく。
     これは分かる気がする、そう思えばこそ。自分も戦場に行けるような気がするから。
     仲間が助けにきてくれると信じられるから、自分も仲間が残されているなら…って戦場に行けるし。
     捕虜になっても、最後の希望を失わないんじゃないかな。

    ●『チェ・ゲバラ。25歳の日記』を観たときに、そのルール?(仲間も遺体も残さない)を知って、なんか感動した。
     実際の戦争はもっと過酷で、理不尽で複雑なものだと分かってはいるけど。
     戦場に出た途端、国も思想も関係なく、生き残ることがすべてになって
     仲間を気遣いながら生き延びようとするその関係や気持ちに
     惹かれるものが、そこにあるのは確かだ。
     戦争は、怖いし嫌だけど、そこを生きる人間には、何か惹かれてしまうものがある。

    ●ちなみに、レンジャーは平均年齢19歳。すげー若い、マサキと軽く10は違う。
     D-BOYは30代、ボーイとか言いながらね。

    ●「弾薬が!弾薬がない!」とエヴァが訴えるも、サンダーソン軍曹がん無視。
     サンダーソン軍曹は、デルタの皆と、グライムズ限定で優しいんだ!
     お前には、フートがいるさ!強く生きろ!!

    ネルソンの顔の系統が、サンダーソン軍曹に似てるせいで。
     最初、ごっちゃになってた。こんな3枚めキャラなのにネルソン、軍曹と混同ってww

    ●ネルソン、ユーレク、トゥオンブリーは、ほぼ3人で徒歩でチョーク4と合流して
     徒歩で3マイル離れた基地に帰ってきてるんだよね。
     実はすごく能力があるのでは…地味に、いや普通にすごいかも。

    ●最初も最後も、食事シーンのフートさん。
     冒頭でも、食事の列に割り込んでというか。並んでたエヴの前に割り込んで食べてたww
     腹が減っては戦は〜を地でいく人だ。でも、こんな時でも食べられるのがフート。

    ●フートの言葉に感銘を受けたエヴァ、フートさんと一緒に出撃しようとするも。
     「来るな」とさらりとかわされるエヴ、やはりクールな男フート。
     仲良くなったような気がしたけど、打ち解けたと見せかけて、一線引いている様子。
     



    だいぶレビューの感が戻ってきたようなので、明日くらいには
    先日行った試写会『アウトレイジ ビヨンド』のレビューを書けたら…いいな!
    と言い切らないで守りに入ってみる(`・ω・´)シャキーン



    JUGEMテーマ:映画


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    評価:
    ポニーキャニオン
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    | 戦争 | 03:09 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark
    プライベート・ライアン
    0
      プライベート・ライアン [DVD]
      制作年:1998年
      制作国:アメリカ
      上映時間:170分
      原題:Saving Private Ryan
      配給:パラマウント映画、ドリームワークス
      監督:スティーヴン・スピルバーグ



      選ばれた精鋭は8人──
      彼らに与えられた使命は 若きライアン上等兵を救出する事だった……



      まだまだ、TSUTAYAが100選100円(税込)キャンペーン中CDなので
      引き続き、DVD漁りを続けております。
      8月31日まで、まだまだ特定のDVDが100円でレンタル出来ます。
      詳細はこちら→100選100円(税込)キャンペーン※終了しました。

      100選の「信じて戦っただけ」の『プライベート・ライアン』をかなり久々に
      高校生の時以来ぶりに、レンタルしてみた。

      マサキは、戦争映画は、あまり得意ではないンだけどもノーノー
      戦争映画好きの友人がいて、『プライベート・ライアン』も
      無理やり誘われて観に行った。
      同時期に出た『シン・レッド・ライン』も同じく観に行って、
      しばらく夢見が悪かった;
      ていうか今までに観た、戦争映画は全部あいつが…orz

      タイトルの“プライベート”の意味も、その友人に教えてもらって
      米軍の階級を表す単語だそうで、"Private 1st Class"=上等兵みたいな。
      日本語表記だと、ライアン二等兵となってた。

      この映画は、上映時間が「3時間」近くあるので、何か観たいなぁとかいう
      軽いのりで観るには、ちとキツイ長さ(;´д`)ゞ
      戦争映画に慣れてない人は、いきなり観ない方が良いかもしれない。

      でも、衝撃的なのは、冒頭の約24分間と、ラスト30分間くらい
      自分がこの映画を最後まで観られるのか、冒頭でちょっと心配になった。
      一応、退場することもなく、無事に鑑賞できました一応ね。

      ----------------------------------------------------
      <ストーリー(ネタバレあり)>

      1944年。第2次世界大戦中、フランス・ノルマンディのオマハビーチで
      ドイツ軍の未曾有の銃撃を受け、米英連合軍の歩兵達は、命を落としていっていた。

      戦禍を切り抜けたミラー大尉(トム・ハンクス)に、軍の最高首脳から
      「ジェームズ・ライアン2等兵を探し出し、故郷の母親の元へ帰国させよ」
      という命令が下った。


      ライアンを帰国させる理由は、
      ライアンは、4人兄弟の末っ子で、既に3人の兄が戦死していて
      4人目の息子の戦死を母親に知らせるのは、あまりにも酷だから。

      だったら、さっさと戦争終わらせろよ!ヽ(`Д´)ノ
      下手したら、ライアンも救出隊の8人も全員死ぬぞ!!
      と思うンだけど、そう簡単にはね…

      戦争で息子4人全員亡くしてしまうのは、すごく悲しいことだし
      末っ子のライアンだけでも、生きてお母さんのところに帰してあげたいニコニコ
      そういう優しい気持ちで、偉い人がやってくれたンだ。
      と、最初に鑑賞した時は思ってました。

      が、これは単なる人道主義ではなく、プロパガンダを狙ってるよね。
      それに気付かないなんて、高校生の自分しっかりしろ…oyz

      にしても日本には、真似できないっぽい政策。日本の場合→「国のために犠牲になれ」
      そんなこと言われても、素直に戦う気にはなれない(´ー`)フッ

      「たった一人の兵士でも、国は見捨てない救うぞ、だから共に戦かおう!」と言われたら、(」゚ロ゚)」オオオオオッッッと戦意高揚しそう…そこまで単純じゃないか;

      ミラー大尉は、古参軍曹のホーヴァス、2等兵のレイベン、カパーゾ、メリッシュ、
      名狙撃手ジャクソン、衛生兵のウェード、ドイツ語が話せるが実践経験ゼロのアパムを選び、
      落下傘の誤降下で、行方の知れないライアンを敵地の前線へと探しに向かう。

      しかし、廃墟の町で攻撃を受け、彼らは一人、二人と敵の銃弾に倒れていく。
      何故、ライアン1人のために、8人が命を懸かけなければならない?
      とレイベンは激しく怒るが、ミラー大尉は「ライアンを探し出し
      妻の元へ帰ることが自分の任務だ」と淡々と告げ、皆の心をまとめあげる。


      大尉、ミラー大尉…超いかす…渋い(*ノε`*)ノシ
      まぁ、レイベンが怒るのは当然だよね。自分だったら、怒ってるとこだし。

      敵地の前線に、どこに居るかも分からないライアンを探しに行くよりは
      普通に戦闘してた方が、まだ生存率が高そうだし(想像だけど)
      救出が成功するかどうかも、分からないし。

      前線を進むミラー大尉達は、途中、空挺部隊に救われる。
      そして、その中に、ライアン2等兵がいた。
      が、兄達の死亡と帰国命令を知ったライアン(マット・デイモン)は
      「戦友を残して、自分だけ帰国することはできない」と言い放つ。


      なんて好青年なんだ…ライアンてば。でも、ここは素直に帰国して欲しかった。
      また、戦場に後戻りとか、もう無理全然無理(鑑賞続行するのが)
      せっかく生きてライアンに会えたのに、今度こそ死ぬかも…

      ライアンの強い意思が、ミラー大尉達の心を捉え、共に戦場にとどまり
      ドイツ軍と戦うことを決めた。
      しかし、味方は、兵力も装備も乏しいという悪条件、そして仲間達は
      次々と銃弾に倒れ死に、ミラー大尉も爆撃を受け死んでしまう。
      ライアンに「しっかり生きろ」と言い遺して…。


      大尉…ミラー大尉ー(大尉の声は、山寺宏一氏)。・゚・(ノД`)・゚・。!!
      バカ!だから、あの時マサキは帰国しようって、あれ程…っ!

      戦場から生きて還ったライアンは、長い時を経て、ミラー大尉の墓前で
      彼の言い遺した最後の言葉を、再びかみしめるのだった。


      ----------------------------------------------------

      この映画は、第二次世界大戦時のノルマンディー上陸作戦が舞台で
      そのノルマンディ上陸が、冒頭の約24分間な訳ですが…

      「映画史に残る20分間」と言われているだけのことは、あるのかも
      上陸後に、被弾して内臓がはみ出したり、片腕など四肢がちぎれ飛ぶ兵士が居たり
      まさに阿鼻叫喚。

      なんか、何でそんなに簡単に死ぬの?と思っちゃうくらい、兵士達は
      上陸後どんどん死んでいき、海も赤く染まっていきます。
      戦場に行ったことがないので分からないし、実際とは違う部分も
      沢山あるのかもしれないけど、「リアルな戦場」という感覚を受けた。

      劇場ではデジタル音響効果から、まるで自分が戦場にいるかのようで
      銃弾が耳元をかするような音もして、臨場感とか半端なかった。
      被弾したら、自分も冒頭の兵士のように…とか考えるとパニクる。


      『プライベート・ライアン』のTV放映時に、どうせTVだし
      冒頭はカットされるだろうと思って観たら、普通にカットされてなくて凹んだ…
      だってミラー大尉が、山寺氏だったから観たかったンだもんムニョムニョ

      ただ映画館で観るのと、自宅で鑑賞するのとでは、全然違うから。
      レンタルで自宅鑑賞なら、早送りとか一時停止とか消音という
      強い味方もあるから、そこまで、身構える必要はないかも。

      色々、ストーリーの安易さや、戦争考証とか、賛否両論ありますが
      マサキは『プライベート・ライアン』を反戦映画として
      受け止めたいと思います。

      面白いか面白くないかで言えば、面白くはなかった…もう観ないし。
      ただ、鑑賞後に歴史を調べてみたり、色々考えざるを得なかったので
      観て損はない映画だったなとは思ってます。


      映画鑑賞後に困ったことと言えば、一緒に観た友人が、しばらく授業中に
      ハンドサイン(ミラー大尉の物まね)で、マサキに何かを伝えようとしてきたことくらい。
      やだよ、そんな高校生…( ´_ゝ`)

      そんなアイツも、日本は狭いと、今は海外に旅立ってしまいましたが
      先日、異国の地で結婚して、子供を授かったと報告が来ましたラッキー

      そんな感じで、『プライベート・ライアン』=戦争映画好きの友人という
      懐かしい思い出のある映画です。
      最近は、ゾンビを見ると、マサキを思い出す…とか言われて
      嬉しいような、そうじゃないような、言い表しがたい気持ちになる。


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      戦闘シーンは素晴らしい

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