B級ホラーから、劇場新作映画まで、気ままな映画レビュー。たまにネタバレあり。
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Love Letter
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    制作年:1995年
    制作国:日本
    上映時間:117分
    原題:Love Letter
    配給:フジテレビジョン、ヘラルド・エース
    監督・脚本・原作:岩井俊二
    撮影:篠田昇


    こんばんは、大分時間が経ってますが、Valentine's Dayだったので
    それらしく、岩井俊二監督の『Love Letter』をレビュー。
    岩井監督の作品なので、全っ然、甘くないです。現実見たよ。


    この映画は、オールナイトシネマの岩井俊二特集の時に観ました。
    リリィ・シュシュのすべて → スワロウテイル → Love Letter
    という流れで観た。これが逆の順で上映されていたら、確実にその一日は欝で倒れていたはず。
    それでも、岩井作品を懲りずに観る自分は、どMなのではないかと思います。


    ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・*
    STORY

    神戸に住む渡辺博子(中山美穂)は、山で遭難して死んだ婚約者・藤井樹の三回忌の帰り道
    彼の母・安代に誘われ、彼の中学時代の卒業アルバムを見せてもらう。

    忘れられない彼への思いから、そのアルバムに載っていた、彼が昔住んでいたという小樽の住所へと
    博子は藤井樹に向けて、1通の手紙を出した。

    すると数日後、来るはずのない返事が博子の元へ…。

    その手紙の送り主は、亡くなった婚約者・藤井樹と同姓同名で、彼と同級生だった、女性の藤井樹。
    やがて、博子と藤井樹(中山美穂)の奇妙な文通が始まる…。

    ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・* ゚・*:.。. .。.:*・゜・*


    やっぱり、岩井作品の映像センスは、目を見張るものがある。
    どのシーンの映像でも、切り取って飾っておけるくらい綺麗。
    その綺麗な映像が、いつも岩井映画の残酷さや、切なさを引き立てている気がする。


    このブログを読んでくれている人は、薄々(?)気付いていると思うのですが
    マサキは、基本的に邦画、それも恋愛物はあまり観ません。
    ゾンビ>>>>>>>超えられない壁>>>>邦画(恋愛)。


    でも、岩井俊二作品だけは別物で、他の邦画(恋愛)とは一線を画す存在。
    この映画も、正確には、恋愛映画ではないような気がする。
    “天国に向けて出した手紙に、返事が返ってきた。”と言うとロマンチックだけど
    それを「死人が返事出す訳ないだろ」とばかりに、超現実的にしたのが、この映画だから。

    だからこそ、邦画や、恋愛映画を敬遠しがちな人に、お勧めしたい映画。
    ロマンチックな風味ではあるけど、浸らせてはくれないシビアさがある。
    だから、カップルで観る映画という感じでもない。

    トヨエツ「それが山田さん家ィやったら、手紙は届けへんちゅうことや」

    と、微妙な関西弁で、博子のイマ彼?役の豊川さんも言っていた。
    何故だ、豊川さんは大阪出身のはず、なぜこんな珍妙に聞こえるんだ…orz


    この映画は、主演の中山美穂が、渡辺博子と藤井樹という、2人のヒロインを演じている。
    渡辺博子はお嬢様タイプで、藤井樹はボーイッシュなタイプ(内田有紀に見えたよ)
    中山美穂の演技力のおかげで、容姿の似た別人として違和感なく、受け入れられた。

    二役を演じさせるのには、重要な意味があって、容姿が酷似した藤井樹と渡辺博子、
    同姓同名の藤井樹と藤井樹という二つのシンメトリーが、様々な偶然と必然を生んでいくのだ。


    「博子」は、「樹」と手紙のやり取りをしていくうちに、もしかしたら亡くなった恋人は
    「樹」と自分が似ていたから、自分と付き合っていたのではないかと思いはじめる。
    そして、「樹」に会いに小樽へ行くことを決めた


    死んだ藤井樹が、博子に声を掛けたのは、「樹」と同じ顔をしてたからだとマサキは思います‖・ω・`)
    ただ、切欠は忘れられない「樹」への思いだったかもしれないけど、そこから先は
    「樹」は関係なくて、藤井樹は「博子」をちゃんと愛してたと思う。

    「博子」と「樹」は真逆のタイプだし、中学時代の好きな人に似てるというだけでは
    あの藤井樹の性格上、付き合い続けられないだろうし、ましてやプロポーズなんて出来ない。
    (教室で藤井樹が暴れたのを見た時、ラスボス星野を思い出して欝になった…orz)

    そんなことは、聡明そうな博子さんは、とっくの昔に気付いてるンだろうけど。
    頭では分かってるンだけど、彼との出会いに別の女性が介入していることが
    どうしてもイヤなんだろうね…(つД`)。

    相手が生きてたら、単なる笑い話になったかもしれないし、嫉妬して気持ちをぶつけて
    喧嘩でもすれば、すっきりと終わる話だったのかもしれないのに。
    彼はもう居ないから、自分で気持ちに蹴りを付けて進むしかないって言うのが…切ない。


    一方「樹」の方は、博子との手紙のやり取りの中で、中学時代を振り返ることにより
    ようやく、自分の藤井樹への恋心に気付き。
    そして、藤井樹も自分に、想いを寄せていたことを知る。
    でも、気付いたところで、もう藤井樹はこの世にはいない。何も伝えられない。


    既に彼は死んでるから告白も出来ないし、生きてても婚約者がいるしね;
    どちらかと言うと、「樹」の方が、まだ救われてるのかもしれないけど
    いずれにしろ、切ない…。

    お勧めは、ダブル藤井樹の中学時代。
    少女時代を演じた、酒井美紀と、少年時代を演じた、柏原崇。
    そして、恋に生きる美少女・及川早苗。の3人の演技がすごく良かった。

    特に、早苗はキャラが立ち過ぎてて強烈だった(笑)トヨエツの関西弁と同じくらい笑いを取ってたよ。
    早苗を演じていたのが、鈴木蘭々だったとはね。納得φ(´∀`へ)へ


    決してハッピーエンドと言える終わりではないけど、アンハッピーエンドと言うわけでもない。
    でも、二人の女性が、過去を受け止め再生するところで終わるのが、明るい未来を感じさせる。
    鑑賞後には、何だかすっきりした気持ちになれた。朝日が目に染みました…orz
    べたべたな恋愛映画が苦手な人、好きになれない人にお勧めですv

    【追記】
    戦国BASARAを毎日毎日毎日やって、天下統一に精を出していたところ
    VDには、戦国武将チョコなる甘味を貰いました((ヾ(。・ω・)ノ☆゚+.ァリガトゥ

    これは、『上杉謙信・一刻者』甘酒とか黒糖、塩キャラメル味のチョコでした。
    Mary's良い仕事してるなぁ…

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    評価:
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    観る度に涙が出てくる場面が変わります。
    樹の家へ行きました
    青春の想い出

    | 邦画/恋愛 | 01:33 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark
    おと・な・り
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      初めて好きになったのは、
      あなたが生きている音でした。
      (公式HPより)


      ←さとしクン


      昨日言っていた、試写会の映画は『おと・な・り』でした。
      結論から言うと、大変良かった!映画の食わず嫌いはいくない。

      画像を載せたかったンですけども汗
      あ〜…載せられるような画像がない。ので、猫猫貼っておきます。
      岡田君と、麻生久美子さんの素敵なお写真は、公式サイトからどうぞ。


      『 おと な  り 』(公式サイト)

      普段、自腹で、しかも自分からは絶対見ないであろう映画の試写会・招待状を貰ってしまいました…orz
      もっと有効活用してくれる人に、お譲りしようとしたけど…グロ映画仲間しかいないので、
      邦画というだけで、即拒否…ひでぇぇえぇえぇ(;´Д⊂)しどい;

      タイトルくらい聞いてくれよ!てか、タイトルくらい言わせてくれyoっっ
      Jホラーとは思わんの!?「ぼっけえ、きょうてぇ」だって邦画なんだぞ!

      そんなこんなで、映画の食わず嫌いを良しとしないので、勇気を出して行ってきましたよ!

      ほぼ女性(幼女〜老女)ばかりの凄い人数の中、行ってきたともさ。
      男性もいたけど、カップルとかそんなのばっか…(‥)
      なんでさ、麻生久美子ファンは、この会場にはいないのかい?

      1階席に向かう人達を横目に、華麗に2階席にスルーヽ(´∀`*)ノ
      ごめん、みんなの邪魔にならん場所で、大人しく鑑賞させてちょんだい。
      だってさ、なんか恥ずかしいじゃん!色々とさ。
      あ、これがゾンビ映画なら別だよ?最前ど真ん中キープだし!

      レビューの前に、この手の映画に来るのが、どの程度、異例の事態か
      分かりやすい「5段階評価」でお教えしましょう。

      死霊の盆踊り  →余裕
      SAWシリーズ →wktk
      おっぱいバレー →普通
      おと・な・り  →…ドキドキ(* ´艸`)緊張。はずぃ
      恋空      →_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ

      いい加減レビューします。今回は、一切ネタバレなしです。

      -------------------------------
      <ストーリー>

      カメラマンの聡(岡田准一)と、フラワーデザイナーを目指す七緒(麻生久美子)。
      都会のアパートに住むお隣同士の二人は、ともに30歳、独身、恋人なし。

      一度も、顔を合わせたことのない二人だったが、互いの部屋から聞こえてくる音が
      いつしか互いに安らぎをもたらす心地の良い響きになっていった。
      音によって心を通わせる、二人の恋の行方は……

      (公式HPより)
      ------------------------------

      すごく丁寧に撮られているのが、伝わってきて、好感が持てた。
      単に、マサキのツボをがっつんがっつん☆付いたっていうのもあるんだろうけど

      好感が持てるのは映画だけじゃなくて、登場人物一人一人にも言えることで。
      麻生さん演じる七緒も、その周りの人達も“ひたむき”に丁寧に生きてる感じがして、
      素直にみんなの夢を恋を応援したくなった。
      (あ、1名除いてだけどね。1名だけは…もうね殴って良いかな)

      30歳って、何かを始めるのに、早過ぎる年齢ではないけども
      遅すぎる年齢でも、決してないと思うんだよね。
      思うンだけど、何故か、その歳で夢を追い続けるのは、勇気が必要になってきて。

      恋人いないのが、そんなにいけない?
      結婚しないとダメですか?あ?(`´)

      みたいに思う回数が増えるンだよね、20代も半ばを過ぎるとさノーノー
      …ばぁちゃん、誕生日の朝一番に、見合い話を持ってこないでくれ(ぇ)

      だから、学生時代のひたむきさとかピュアな部分と一緒に、大人になったみたいな七緒に
      岡田君だけでなく、一緒にマサキも癒されました。
      七緒みたいな、アラサーを生きていきたいっスね!

      映画を見終わった後は、「仕事頑張ろう」とか「諦めかけてた夢をもう一度…」
      と思える良い映画でした(ノ∀`*ヽ)
      いや〜食わず嫌いは、いくないね。


      「おと・な・り」は、穏やかにストーリーが、ゆるゆると流れていくだけかと思いきや…
      途中で、どんでん返しというか、ちょっとした事件も起こります。

      この事件により、マサキの心拍数はうなぎ上りに上がりました。
      お、お前は、俺を怒らせたあぁぁぁぁあああぁあ!!Oo。(`曲´)。oO
      とか、2組のカップルの間で、若干興奮したりもしました。

      人生は、そこまでは甘くないよね、っていう人生のお勉強なのかな。
      そんな携帯小説みたいなことは、そうそう転がってないからさ。
      ていうか、ないよ。
      心拍数が上がる事件の後、ちょっと七緒に感情移入して見ていたマサキは、ほろりと…(泣)


      ラストのシーンで、「うわっ、今ここで、この瞬間で映画が終わったら最高!!」
      とマサキが思ったその「瞬間」に、画面が暗転してエンドロールに切り替わり
      もうね感無量…監督さん、ありがとう。・゚・(ノ∀`)・゚・。
      感動した!ありがとう!TSUTAYAさんヽ(●´∀`)人(´∀`●)ノ

      聡と七緒の二人のその後?が、気になった人は、映画が終わっても直ぐには席を立たないでください。
      エンドロール中にも、ちょっとしたオマケがありますよラブ

      にしても、岡田君と麻生サンの二人の美しさは、もう神レベル。
      初めて、岡田君の顔をガン見したけど、睫毛長すぎではないですか?
      麻生さんも、すごく透明感のある美人で…いっそ神々しかったラブラブ

      ------------------------

      「おと・な・り」は、明日の5月16日から、一部映画館で先行上映。
      名古屋だと、伏見ミリオン座で上映してます。


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